妊婦さんは高脂血症になりやすい?

妊娠中は体に様々な変化が訪れ、今まで気にしたこともないような病気にかかったり血液検査で妙な値が出たりするものです。そして高脂血症もまた、妊娠中に起こりやすい健康問題の一つです。

 

これは妊娠中の代謝が大きく変動することによって起こるもので、妊娠前まで高脂血症の傾向がないならばあくまで一時的なものと考えられていますが、それでも妊娠中の健康を脅かす可能性があるとして、妊娠中の食事には気をつけなければなりません。

 

妊娠中の高脂血症の特徴は、中性脂肪とHDL/LDLコレステロールのすべてが上昇することにあります。総コレステロールが急激に上昇し、食事を改善してもすぐには値が下がらないことが多く、医師に相談される方が多いのです。

 

妊娠中は胎児を育てるためのエネルギーを蓄える必要があるため、この現象は基本的に病気としては扱われておらず、生理的な現象であると考えられています。

 

ただし、だからといって特にLDLコレステロールが基準値以上に高い状態は健康上よろしくないため、飽和脂肪酸の摂取量を減らすと同時に青魚を食べるなどの努力は必要です。

 

前述の通り、妊娠中の高脂血症は食事を改善しても血液検査結果にあまり反映されないことが多いのです。

 

ですので医師としっかり相談し、検査結果は好ましくないが健康上に問題はない、と言われればそれ以上心配する必要はありません。妊娠中はストレスをためるのもよくありませんので、悩みが解決するまで医師に説明を求めることが重要です。