高脂血症は塩分が原因?

高脂血症対策の食事を考える場合、誰もがまず脂質を制限することを考えると思いますが、意外と盲点となりがちなのが塩分です。

 

高脂血症の方向けの食事には塩分が控えられているものが多く、高脂血症の方のための食事指針などでも減塩の必要性が説かれていることが多いです。では、塩分が高脂血症の原因になっているのでしょうか?そうではありませんが、塩分を控える必要があることは事実です。

 

そもそもなぜ高脂血症が悪いかというと、血液中の中性脂肪およびコレステロール過剰が血管などにダメージを与えるためです。

 

血管内壁にコレステロールがこびりつき、血管が狭く詰まりやすくなってしまいますし、コレステロールは柔軟性がないため血圧が上がるたびにボロボロと崩れ落ち、このコレステロールのカスが血栓となって各巻が詰まる原因となってしまいます。そして、高血圧を引き起こす塩分は同じように血管にダメージを与えるのです。

 

つまり、高脂血症も塩分過剰による高血圧もどちらも血管にダメージを与えるため、両方を併発してしまうと血管関連の大病のリスクが急激に上昇してしまいます。

 

そのため、高脂血症と塩分が直接関係あるわけではありませんが、高脂血症の診断を受けたら塩分の摂取量も気をつけなければならないのです。高血圧も高脂血症のように、自覚症状なく進行し忘れた頃に致死的な大病を引き起こします。自覚症状がなくとも早期発見に努め、十分に気をつけてください。